会長挨拶

    
令和6年度 宮古島商工会議所青年部

 第46代会長 垣花 晋

宮古島商工会議所青年部 令和6年度スローガン


~想(ココロ)をひとつに Let‘s Enjoy YEG !!~

令和6年度 会長所信

 「歴史の舵は いつの世も 熱あるものが取ってきた。」
商工会議所青年部の歌、「伸びゆく大地」の中で私の心が特に高揚する部分です。地域社会の経済を発展させるという熱い想いで設立され45年もの歴史ある宮古島YEG第46代目の会長職をお預かりできることを大変光栄に存じます。これまでのYEG活動にご尽力いただいた先輩方、そしてその活動へご支援、ご協力を賜りました親会、他関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
 
 2019年から約3年余りも続いたコロナ禍も昨年の5月に感染法上の5類に移行され、「行動の制限・活動の自粛」といった長いトンネルから漸く抜け出すことができました。昨年は、宮古島YEGの通年事業である全日本トライアスロン宮古島大会と宮古島夏まつりが4年ぶりに開催され大いに盛り上がりました。観光においては、4月の外国クルーズ船の入港再開や6月の大型リゾートホテルの開業等もあり入域観光客数が大幅に回復し今後の観光需要の増加に期待が高まります。一方ではエネルギーコストの高騰や物価上昇、人手不足などの社会的課題も浮き彫りになっております。目まぐるしく変化する現代社会。生成AIに代表されるようにデジタルツールは日々進化を続け、人々の考え方や働き方、価値観は多様化し、ポストコロナの時代は、過去の常識にとらわれず柔軟で前向きなアプローチが個や組織に求められているのではないのでしょうか。我々YEGは、いつの世も次代への先導者として、勇気と情熱を持ってより良い、明るい未来の礎を築いて行く使命があるのだと確信しております。
 
 昨年度は、令和4年度に開催された九州ブロック大会宮古島大会での経験を原動力として、飽くなき向上心とその情熱を絶やす事なく歩みを進めてまいりました。令和8年度の全国会長研修会(全国リーダーズ研修会)の開催候補地として九州ブロックより選定され、また「中期ビジョン2024-2028」を策定し単会としての目指すべきカタチを明確化しました。この活動指針を軸とし会員皆が共通認識の元で結束して活動を展開して行けるようその周知に努めます。
 
 そして大会テーマの一つにも掲げた「持続可能な島のミライ」を考えるきっかけとして、地元地域への関心と理解を深めるため、島の歴史や文化、環境に焦点を当てた学びの機会を作ります。机上の研修だけではなくアクティビティや体験型の研修事業を考案し、そこでの体験と交流を通して改めて島の魅力を感じ、新たな出会いや発見等、地域コミュニティにより良い影響を与えることができると考えます。参加者や関係者が得た情報やアイディアを円滑に共有し、新たな信頼関係と連帯感が生まれることで、組織や地域の活性化に繋がることに期待します。
 
 また定例会等の諸会議及び通年事業を含む各種事業を実施するにあたり、創意工夫を凝らしてより効率的な事業運営を目指すとともに、一人でも多くの会員に参加して貰える環境づくりを模索し続けます。その取り組みのひとつとして、これまで以上に広報媒体を活用して単会の活動、会員の成果を積極的に周知し会員間のコミュニケーションを促進してまいります。「宮古島YEG!」を内外へ向け情報発信し我々の認知度を高めることで宮古島YEGのブランド力を高め地元の経済団体としての信頼を築き上げられるよう果敢に挑戦いたします。
 
 私は、今年度のスローガンとして、
『絆 
~想(ココロ)をひとつに Let‘s Enjoy YEG!!~ 』
と掲げさせていただきました。宮古島YEGの一番の強みは「結束力=絆」であると自負しております。これまで先輩方が紡いできた絆をこれからも大切に育み、親会、自企業、家族、会員同志の絆を一層深めてまいります。失敗を恐れず、地域の新しい時代の舵をとれるよう、勇気と!情熱と!愛情を持って!そして何よりも楽しんで!会員皆と共にYEG活動に邁進していく所存です。

~ 基本方針 ~
一、会員相互の結束力と連携を高める各種交流事業の実施
一、島の歴史や文化、環境への取組を学ぶ研修や体験事業の実施
一、積極的な情報発信とコミュニケーションの促進
一、ダイバーシティ&インクルージョンについての研修会等の実施
一、強く、魅力ある組織づくりに向けたメンバーシップの強化
一、全国会長研修会に向けた開催準備及び運営強化
一、「中期ビジョン2024-2028」の周知